2013/02/21
小西一珠喜(コニシカズヨシ)は、世界のきり絵師を目指しています
きり絵とは、黒い紙をカッターナイフやハサミを使って切り抜き、白と黒だけで
独特の世界を作り出せる芸術です。
12年前に櫛田神社の前で博多の祭りを・・生の博多祇園山笠を観て
男衆の熱気に背筋が震えるほどの凄い衝撃を受けました。
男衆の熱い心と迫力がガンガン伝わってきました。
そして、この男の祭りをきり絵で表現したい・・・と思ったのです。
その年の12月、実家が(長崎県の五島列島の北端にある小値賀島)
隣の火事のもらい火で焼けてしまいました。
すぐに飛んで帰りました。
博多埠頭から太古丸に乗って小値賀に着いたのは朝の4時半、
薄暗い中歩いて実家に向かいました。
思い出がたくさん残っている実家はほぼ全焼でした。
家に入ると、なんとテレビの横の壁だけが燃えていないのです。
テレビはドロドロに溶けていました。
この壁には、20歳の時に制作した「ゆかた」のきり絵を飾っていたのですが
なんとそこだけ燃えないで残っていたのです。(ススはついて黒くなっていました)
そこの壁だけが丸く焼けていないのです。
不思議でしょう??
他は燃えているのにそこの壁の絵を飾ってる部分だけが
丸く燃えていないんですから・・
このきり絵をそっと取り外していた時、神の声みたいな声が聞こえました。
「きり絵をしなさい」
この時の私の本業(仕事)は看板屋さんでした。
しかし、従業員も独立し、ちょうど人生で一番の分岐の時でした。
「よし、どうせやるなら博多祇園山笠のきり絵師になろう」と決意しました。
あれから10数年も時は過ぎたんですねえ・・・
10数年間変わらずテーマは「博多」
博多の風景や博多美人、博多祇園山笠です。
私は、
川端商店街が好きです。
キャナルシティが好きです。
櫛田神社が好きです。
博多の下町の人々が好きです。
博多をもっともっと盛り上げるために自分にできることは何か・・・
あせらずやれることをひとつづつ残したいと思っています。
そして
最終の夢は、世界一愛されるきり絵師になること・・・・・
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コメント
こんにちは。
昨日TVを見ていて、こきっちゃんだと思いました。
30数年前、慕情やブラニガンに行っていた、下野の友達のかおるです。
お元気そうでよかった。
私も元気でやっています。
さだの輔にはよくいきます。
by 田邉薫 2014年6月10日 12:20 PM